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フォイヤーシュタインと安曇野プラン

 

フォイヤーシュタイン

 

 フォイヤーシュタインのIE(”Feuerstein Instrumental Enrichment"〜認知の力を強化する

ための教材〜)は、人が自分の足で立って、自立した生活を送るために、

知っておくべき、身につけておくべき能力を引き出そうとする教材です。

 

 しかし、ただ子どもに教材を渡してさせるものではありません。

生活の中で身についていく色々な知恵や知識。

そういった生きていく上で常識と思われている概念を、

ひとつひとつ丁寧に教えていくことが大事な子どもたちがいます。

 

「ひとはわかる!」ということに揺るぎない信念をもつ媒介者が、

子どもと教材の間に立って、橋渡しをしながら、教材のちからを借り、

子どもと世界を結びつけ、子どもたちの閉ざされていた世界を広げ、

豊かにしていきます。

 

 また、おおよその人たちが言わずもがなでわかっていることを、

そんなことがあることにも気がつかず、大人になった人もいます。

 

そんな子どもや大人の方に、このIEの教材は

生きていく上での自分のものさしを作ってくれる教材です。

 

 内容の詳細については、フォイヤーシュタインのボタンからブログでご確認ください。

また、各地域でフォイヤーシュタインの教室を開いている方もいらっしゃいますので、

そちらもご覧ください。

 

 

 

 

 

 

安曇野プランの算数

 

 私が出会った子どもたちは、算数が苦手な子どもが多く、

算数の時間に100まででも1000まででも数えられるのに、

生活の中できちんと数を数えられなかったり、

方程式もルートの計算もできるのに、買い物に行くとお金が出せなかったり、

「105円」と聞いて「1005円」と書くなど、みんなそれぞれ苦労していました。

 

 そんな子どもたちが、算数を自分のものとして理解するにはどうしたらよいのだろう…。

そんなことをずっと考え続けていました。

 

 そして、2015年の5月に出会った、「安曇野プラン」の算数。

 

 この算数は、人類が数を獲得してきた歴史を子どもたちとたどります。

そうすることで数の概念を受け入れる土台を作り、具体物のやり取りを通して、

数を扱うことを体験しながら、算数や数を扱うことが苦手な子どもたちの中に、

ゆっくりと、確実に数についてや計算を身につけさせていきます。

 

 私自身が算数や数を扱うことがとても苦手な子どもでした。

この算数の勉強の仕方だったら、数えることに意味を見いだし、

算数が生活の中にあるものだと実感できて、わかりやすかっただろうなぁと、

感心する算数の教え方です。

 

 数を唱える口と具体物を指差す動きが合わないお子さんや

いつまでたっても指を使わなければ計算ができないお子さんなど、

この安曇野プランの算数ならば、楽しく学べて、

数の仕組みや役割を自分のものにしてくれるのではないかと思います。

 

 安曇野プランの算数については、下のボタンから京都で長年安曇野プランで算数を教えていらっしゃる「がじゅまる教室」のホームページもご覧ください。

 

 

 

 

 

 

 

 

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