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 身体育てとTLP

 身体育て

 

 まっすぐ座っていられなくて、背中をもぞもぞ動かして、

いつの間にかイスから体が半分落ちるように座っている子ども。

気がつくと、机に顔を乗せてだらりとした姿勢になっている子ども。

 

 わからないことがあると固まって動けなくなる子ども。

周囲の音や匂い、いつもとは違う何かがあると気になって物事が手につかなくなる子ども。

 

 私が高校で国語を教えているときも、支援員として仕事をしているときも、

そういう子どもたちは何人もいました。

「姿勢が悪いから頭に入らないんだよ!」「まず、ちゃんと座って!」

「挑戦してみないと!」「気にし過ぎでしょう!」

そんな言葉で注意してみたり、励ましてみたり、そんなことをしていたと思います。

 

 それで調整がつく子どもさんもいるのでしょうが、

自分の体なのに、意志と関係なく、いつのまにか姿勢が崩れてしまっていたり、

きちんとした姿勢を保つためには、

とてつもない緊張を体に強いることになる場合があることを知っていますか?

 

 そんな子どもさんには、原始反射というものが残っているかもしれません。

 

 身体を動かしたり、身体に触れたりすることで、

自分で自分の身体の所在がわかり、

姿勢や意志のコントロールできる良いコンディションに整えるお手伝いを

させていただきます。

 

 

 TLP(The Liestnning Program)

 音響心理学に基づいて設計されたクラシック音楽を用いて、音楽を楽しみながら

聴覚をトレーニングするシステムです。

 

 目的は、音に過敏性があったり、音による不快感がある方、

聴覚の機能を維持など様々なようです。

私自身、聴覚に過敏性もなく、聞こえにくさもないのですが、

TLPの音楽を一日の終わり、寝る前に聞くことでよりリラックスができます。

 

 TLPのプログラムを長年取組んでいらっしゃるプロバイダーの方のお話をうかがうと、

聴覚の処理能力を向上させることで、できるかも、やってみようとする気持ちなども

育むことができるのではないかと思います。

 

 やり方は、一日15分,iPodnanoに入っている音源を骨伝導ヘッドホンで聴く

簡単なシステムです。

 

 以下の詳しい説明と長く取組んでいらっしゃる方のHPもご覧ください。

CDの視聴もできます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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